皆さんこんにちは!司法書士の関良太です!
司法書士として独立すると色々なところから営業されます。
中には方法としていかがかなと思う営業がありましたので記事にします。
その方は司法書士会の検索から弊所の電話番号を見て営業をかけてきた方でした。
私は基本的に来るもの拒まずですので、営業であると分かっていてもとりあえず会います。
その方は自然検索でGoogle検索の上位にあげてコンバージョン率(問い合わせや予約など)を上げていきましょうという営業でした。
独自にページを作成し、それをチラシのページとして使い自然検索の上位にあげようということのようでした。
その方のお話曰く、自然検索の上位にあげるためには記事を大量に描く必要があるとのことで、AIを使って大量の記事を書こうということでした。
そのAIを利用している方のホームページを拝見したところ、大量に記事はあるもののAIによって書かれた記事は、なんとなく内容が薄い印象を受けました。
また画像なども貼られておらず、AIによって書いてもらった記事をコピペしたような内容でした。
かくいう私の記事もお世辞にも良質とは言えないとは思いますが、果たしてこれをホームページに載せて良いものだろうかと疑問でした。
その方曰く、AIによって書かれた記事はGoogleの評価を得やすいよう設計されているとのことでした。そのため画像などは一切なく、純粋にGoogleに見てもらうためだけの記事であるとのことでした。
個人的な意見としてはGoogleの技術も日進月歩ですし、一次情報が盛り込まれていない記事が今までどおり評価され続けるのかは疑問に思っています。
その営業の方に、今後AIによって作られた一次情報の少ない記事が大量にあがっているページがGoogleに評価され続ける保証はあるのかと率直な感想を言ったところ、その会社でもAIの技術をブラッシュアップしてキャッチアップしていくつもりとのことでした。
一企業が今後進歩していくGoogleのアルゴリズムの変化にどこまでついていけるのかは素人の私に判断がつきません。
極端な話少なくないお金を払い続けて、ある日Googleのアルゴリズムがより進歩して、一次情報の少ない、ほかの記事を編集してきたような、当たり障りのない内容の薄い記事については評価することはできない、となったら突然自然検索のランキングは落ちてしまうのではないかなと素人考えながら勝手に考えております。
私はAIに記事を書かせること自体には否定的ではありません。
盛り込むべき一次情報もポイントごとになるはずですので、前提知識の説明などについてはドンドンAIに書いてもらって、人間は楽をした方が良いと考えております。
ただ今のAIの記事だと、どうも内容の薄いコラージュ感がぬぐえず、お願いすることにはなりませんでした。
あまり我流に固執するのもどうかとは思いますし、今後AIはドンドン活用してみたいと思っています。ただ活用の仕方も工夫が必要そうだと感じる一件となりました。
以上、「独立後の司法書士事務所に営業に来た人の話~自然検索で上位にあげてくれる!というお話~」でした。
お読みいただきありがとうございました。