皆さんこんにちは!司法書士の関良太です。
私は令和6年1月より開業致しました。もともと独立するつもりで資格の勉強をしていたので、夢のひとつは叶えられたのかなと思っているのですが勤務時代は勤務時代で楽しかったので、残るというのも選択肢の一つでした。
ところが個人的に勤務時代どうしても独立しないといけないなと思うところがありまして、それが「事務所内で仕事を覚えれば覚えるほど独立が遠のく」という実感があったためです。
事務所内で長く勤めれば、事務所内の事情が良くわかるため司法書士の本来的な業務のみならずマネジメントなどの組織人として能力が求められます。
当然こういった能力も、自分が独立後事務所を大きくすることができれば役に立つスキルであろうと思いますが、そうなるのに一体何年かかるのだろうという思いはずっと抱えておりました。
また年齢を重ねると、社会的にも身動きがとりづらくなってしまうのではないか・・・。
ということも早く独立した方が良いのではないかという思いに至る原因でした。
司法書士の合格者の平均年齢は40代くらいと言われておりますので、10年近く失敗しても独立した経験があれば、何とか社会復帰できるのではないかなという目論見もあります。
勉強も、営業も、平均以下の能力しかない私が成果を出すためにできることはできるだけ早く始めてしまってじっくり時間をかけることだろうと思います。
10年かければ平均以下が何とか平均くらいまでは持っていけるかもしれません。
司法書士として平均くらいの能力があれば、食っていけるというのはよく聞くお話です。
それくらい司法書士という資格は下駄の底上げが強い資格であるはずです。
以上、「私が勤務2年で独立した理由~修業期間は短いのか~」でした。
お読みいただきありがとうございました。