皆さんこんにちは!司法書士の関良太です!
私は司法書士としてよく銀行まで決済に行きます。その際に考えていることについて記事にします。
決済にのぞむ司法書士が考えていること、それは「アウェイ感」がすごい、ということです。
というのも、司法書士は決済の場では基本的に買主様、売主様いずれも初めましてです。
不動産仲介の方にとっては、決済1件を成立させるために何度も面談するなどして決済の日までに関係を深めていると思います。ところが司法書士の場合は事情が異なります。
決済の日から1か月前くらいには書類上で情報はもらっているはずですが、お会いするのは初めてになります。
決済はだいたい1時間程度で終わることが通常で、売主の着金まちまで雑談の時間があります。
初めましての方と1時間話すというのは意外に難しいものがあります。
平日に決済が行われることが通常ですので、私の場合決まって「今日はお休みですか?」といって話を切り出すことが多いです。
基本銀行は平日しか動いていないので、「平日にお休みをとるのも大変ですね。」「ちなみにどんなお仕事をされているのですか?」という風に話を進めることができます。
そうするとたいてい業界の面白いお話を聞くことができるので、会話が弾みやすいことを勤務時代発見しました。(かなり私見が入っておりますが・・・。皆さんどうしているのか知りたいです・・・。)
下手に購入する不動産の話をしてしまうと、どういった経緯で不動産の成約に至ったのか情報が不足している司法書士は変なことを言ってしまい、不動産仲介会社の方からにらまれることになることもあるので、あえてそういうテーマで話をするようにしております。
本当にうまい先生は、仕事の話などせずとも1時間持たせるトークを持っているようです。
私は口下手な方ですので、こちらから話すというよりはお客さんに気持ちよくしゃべってもらうように工夫する必要がありそうです。
以上、「決済の場での雑談について~決済時司法書士は何を考えているか~」でした。
お読みいただきありがとうございました。