司法書士試験うかる方法はさまざま

司法書士試験は一般的に難易度の高い試験と言われています。

私自身も結構苦労した口で結局3年間を受験勉強に費やしました。

26歳から28歳までかかって合格したため、世間では役職が上がったり部下がついたり結婚したり、旅行に出てみたりで充実しているなか、自宅と司法書士事務所を往復し、仕事以外の時間はすべて勉強といった生活でした。

個人的には割と楽しかったのですが、受験期間を長くすることは今後の人生を考えた場合、得策とは言えません。

というよりかけたコストが回収できていないので危険な行為だと思います。

参考になるかはわかりませんが、一応こういった方法での合格もあるよというのを提示するため私の受験期のことを記録しておきます。

私は独学で合格しました。正確には半分独学といった感じでしょうか。

私はケチな人間なようで司法書士試験の受験を目指したものの予備校に通うお金は使いたくない。完全独学で受かるほど賢くもない。でも効率的に合格したいと思っておりました。

そこで司法書士試験の受験をあきらめた人を探してきて、予備校が売っていた2年前合格目標の司法書士試験講座のDVDを譲ってもらい視聴して勉強しておりました。(講座DVDの譲渡を禁止しているケースもありますのでそこの確認は必要です。)

さすがに改正論点については新しい教材で抑える必要があるため、テキストについてはすべて新品を購入しました。

わからない論点についてはyahoo知恵袋に質問しました。

なぜか暇な人が答えてくれます。

たまに変な回答がくることもあるのですが、問題を考えるにあたって適切な疑問を持つレベルまで行くと、回答してくれた人の回答が正しい考え方なのかどうかがわかるようになります。参考書を繰り返し読んでその人の考え方で説明できているか確認して理解に努めました。

よく、信頼のおける講師に回答を求める人がいると思いますが、試験では講師はいませんのでわからない問題についても試験現場で考える必要があります。

yahoo知恵袋での回答検討はそういった意味で良いトレーニングになりました。

あとはひたすら問題集を解きました。

模試は時間管理のトレーニングがしたかったため1回だけ受けました。

結果かかったお金は10万円いかなかったと思います。

もちろん私は3年かけておりますので予備校に通いもっとお金をかければもっと早く合格できたのかもしれません。そうすれば投下資本の回収が早く始まっていたので時間を無駄にすることはなかったと思いますが、個人的にはこの方法があの時とれるベストな方法であったと考えてます。

落ちる人の特徴はよく共通しているのですが、受かる人の方法は本当にさまざまです。

結局のところ、自分にあう方法を見つけるしかないのですが、工夫の余地は無数にあります。

完全独学でいけるほど賢くもないけど、極力お金をかけずに合格する方法もあるというのは実証できたのかなと思います。

なお譲ってもらったDVDは合格発表日に捨てました。

以上、司法書士試験受かる方法はさまざまでした。

お読みいただきありがとうございました。

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