ChatGPTを司法書士業に活用した話

皆さんこんにちは。司法書士の関良太です。

先日相続関係のお客様で、いま話題のChatGPTを活用する機会がありましたので記事にします。

司法書士は守秘義務がありますので事例をそのまま載せることはできませんので一部脚色をくわえて記事にします。

日本人の方が被相続人、配偶者であるタイ人の方が相続人の案件でした。

そのタイ人の方は日本に住んで何年か経つようですが、日本語で話すと分かって頂ける部分と分からない部分が半々くらいの状態でした。

相続案件ということもあり、正確に理解して頂いたうえで手続きを行う必要があります。

しかし私はタイ語を話せません。困ったことになりました。

たまたまそのタイの方と話す前日に、オンライン教室でChatGPTの活用講座を受講していたので、ChatGPTに日本語から英語への翻訳をさせてみました。

むろんAIによる翻訳は100%正確ではないので、出力された文章が正しいか確認は必要です。

読んだ限り正しいと思われたのでお客様に説明する際に、出力されたテキストを持っていきました。

おおむねポイントを押さえて正確に伝わったようで、その後の流れもスムーズにいきました。

正確性に関しては人間には遠く及ばないものの、無料で海外の方と法律にかかわる話ができるレベルまで進歩していることを実感させる事例でした。

ChatGPTはOpenAIによってリリースされている無料版があります。

急に海外の方とコミュニケーションを取る必要がある場合にはスマホとノートパソコンさえあれば、ある程度複雑な内容でも理解してもらえるようです。

ChatGPTはメールアドレスさえあれば誰でも簡単に使うことができます。

OpenAIのサイト(https://openai.com/)のリンク

ドラえもんの翻訳こんにゃくができる世界も間近だなと実感させる事例でした。

お読みいただきありがとうございました。

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