一生勉強しないといけないと感じた一件について

皆さんこんにちは!司法書士の関良太です!

私は予定が入っていないと不安な性分のようで、突然予定がなくなった場合にはセミナーなどに飛び込みで参加させていただくようにしております。

先日もとある相続関係のセミナーに締め切りギリギリで参加したのですが、正直レベルが高すぎてついていけませんでした。

そのセミナーでは、保険会社の方が生命保険を相続税対策で行うというスキームの説明でした。法人の仮払金について生命保険を活用してなくしていくというスキームでした。

もちろん私は相続法関係については試験で散々やったのである程度知識はあるつもりです。

しかし相続というのは本当に奥が深いもので、法律関係はもちろんのこと税金関係、葬儀関係、保険関係、金融関係、不動産関係、事業承継関係、社会保険関係など人がひとり亡くなるということに付随して様々な知識が必要になります。

もちろん個々が専門的な分野ですので、私ひとりがオールマイティにできるようになることまでは必要ありません。

というより土台無理な相談かと思います。

しかし相続をメイン業務の1つにしていきたいと思う以上、付随する業界知識の概観をある程度知っておきたいという思いがあります。

士業で事務所を経営していくためには、「選択と集中」を行い専門特化することが重要だということは、たいていの士業向けの開業本に書かれていたことでしたので、マーケティングの観点から重要という認識はありました。

たしかにマーケティングの観点からも重要ですが、そもそも専門特化しない限り良い商品の提供自体が難しいのでは・・・ということに気づかされたセミナーでした。

試験勉強では決まった正解を導ければそれでクリアですが、実務では関連業種の知識も身につけた上で、俯瞰してみたときにお客さんにとって良い選択を提供できるようになる必要があるかもしれないと思わされました。

まずは集客の方法の確立からですが、並行して一生勉強し続けないとなあと感じた一件でした。

以上、「一生勉強しないといけないと感じた一件について」でした。

お読みいただきありがとうございました。

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