正確なお見積りを出すことの難しさについて

皆さんこんにちは!司法書士の関良太です!

お仕事を受任するにあたり、難しいところは様々ありますが私が特に難しいと感じていることについて記事にします。

お仕事を受任するにあたり一番難しいと感じていることは、お見積りを出すことです。

登録免許税などについては、評価証明書などの資料があればすぐだすことはできますし、相続登記などであっても、案件さえ把握できれば必要になる戸籍の通数などもある程度予測はつきますので、概算という形でお出しすることはできます。

もっとも難しいのは報酬の部分です。

今回は不動産会社様の仕入れ案件だから安くしようかな?

これ以上安くしたら赤字になってしまうな。

お客さんの反応としてはどうなんだろうか?

などなど報酬が決まっていないぶん考えることが多く、一概に正解はない部分だろうと思います。

悩んだ場合、たいていは作業工程数、難易度、作業時間などをイメージしてその相場観が東京司法書士会の出している相場から外れないようにしてお見積りを出すようにしております。

私の知り合いの勤務司法書士の方にもどうやって報酬を決めているか確認したところ、概算で出して、代表の最終チェックでお出しするというパターンが多いようです。

お客さんの方でも報酬に納得感が欲しいと思うので、責任の大きさと作業内容を説明できるようなお見積りをお出しするようにしております。

お客さんにとって安ければいいかと言われるとそうとも言い切れず、金額が決まっている以上割くべき時間的リソースは決まってきてしまいます。

高すぎるのは論外にしても、安すぎる金額では責任が負いきれませんし司法書士業界としても持続可能性としていかがかと思いますので、適正金額はきちんといただいてその分営業に力を入れようと思っています。

以上、「正確なお見積りを出すことの難しさについて」でした。

お読みいただきありがとうございました。

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