皆さんこんにちは!司法書士の関良太です。
司法書士は基本的には川下の業務になります。
司法書士のメイン業務の1つである商業登記についても、登記業務が発生した場合は基本的には顧問先の税理士の先生にお話が行くことが多いです。
また不動産売買の登記についても、不動産会社様よりお話がくることがほとんどになります。
相続案件も葬儀社様からお話がくることが多いです。
したがって司法書士が営業活動する際は、こういった税理士の先生に営業をかけてみることが多いのですが、ここで先日税理士の先生に飛び込み営業をかけてみた結果について記事にします。
当初FAXDMによって杉並エリアの税理士の先生に営業をかけてみるつもりでした。
士業の場合、支部のサイトや連合会のサイトなどがあるため、ここからFAX番号をリスト化してFAXDMを送ってみようと考えたのですが、私の調べ方が良くないのかFAX番号がまとまっているサイトを見つけることができませんでした。
そこで作戦変更として、お問い合わせフォームから営業のメールを送ってみて、アポを取り付けて営業をかけてみました。
他の予定の兼ね合いから、近くの1事務所のみメールをしてみたところ、お時間を頂戴できることとなり、お土産をもってその先生の事務所におうかがいしました。
もとより無理を言ってお時間をもらっているため、邪険にされてしまうかなぁ・・・と思っていたのですが、意外なことに気さくに迎えていただきました。
代表の先生は非常にフレンドリーな方で、ご自身が代表になったいきさつやご趣味のお話などでお話が盛り上がり、2時間半くらいお話をいただく機会を頂戴しました。
私としては、気さくに迎えていただいたことが嬉しくお仕事にならなくても、税理士業界の興味深いお話もうかがえたので、飛び込んでみて良かったなあと思っていたのですが、その後私自身もびっくりすることがありました。
というのも、飛び込み営業をかけたその日すぐに、顧問先の本店移転登記のご紹介をいただいたためです。非常に驚きました。
私はあまり飛び込み営業をかけているわけではないので、データの数としては少ないのですが、私が提供できるサービスを積極的にお話した時にご紹介をいただいたことがあったため、今回の税理士の先生への訪問はさほど業務のお話はしていなかったこともあり、お仕事にはならないだろうな、と思っておりましたが意外なことにご紹介をいただいたのでした。
私の数少ない営業経験では、結局なにがいい営業でなにが悪いのか判断がつきません。
今回はひとまず受任できたとして良しとしたいと思いますが、今後飛び込み営業をかける際は、どのような営業スタイルが自分にあっているのかトライ&エラーをしながらやってみたいと思います。
以上、「税理士事務所に飛び込み営業かけてみた時の意外な結果~営業活動の再現性について~」でした。
お読みいただきありがとうございました。