葬儀会社での経験~3歳の双子のお話~

皆さんこんにちは!司法書士の関良太です!

私は司法書士をする前は新卒で葬儀の会社に入社していまして、日々ご遺族の方がどのような心情なのかをつぶさに拝見する機会がありました。

家族模様は三者三様、本当にさまざまで大往生を遂げたおばあ様のお式では、皆さん笑顔でお式が終わることもあれば、親族どおしの折り合いが悪くお式の間も一切口も利かない状態という方もいれば、男子高校生のお式ではクラスメイトがたくさん訪れて式の執行が大変だったというお式もありました。

その中で私自身の経験として印象的だった事例について、一部脚色のうえ記事にしたいと思います。

年の瀬もせまる冬でした。

亡くなった方は3歳の未就学児の方でした。

お式は多摩のご自宅で行われました。お坊さんをご自宅にお呼びしてのお式でした。

ご家族の失意のほどはすさまじく、お話をうかがっている最中は気を張っているためか、しっかりとされていたのですが、告別の際のお母さまの落胆のほどは筆舌に尽くせないほどでした。

直接的な死因は分かりません。

突然の死だったようで、昨日まで元気なはずだったお子さんが突然帰らぬ人となった案件でした。

こういった案件の場合、言葉遣い、ご案内のひとつにしても気を張る必要があります。

何しろご遺族は普段の精神状態とは異なるため、通常であれば気にならないはずのことから大きなクレームにつながることがあるためです。

亡くなったお子さんは双子のお子さんで、お母さまが非常に悲しんでおられる姿をみて必死に励まそうとしている姿がけなげでした。

遺影写真のお顔そのままのお子さんがお母さまを必死に励ましている姿をみて、やるせない気持ちになったのが忘れられません。

そのお式は事情が大変なだけに慎重にはなりましたがつつがなく執行され、納骨に至りました。

日々の生活を忙しくしていると、もしかして明日自分が死ぬかもしれないなどということは露とも思わず過ごしている方がほとんどだと思います。

私自身もそうですし、常に死を意識しながら生きるというのもなかなか難しいものだと思います。

ただ折に触れてこのお式のことを思い返すたびに、時間の大切さというのが骨身に沁みて理解できます。

その意味で大学卒業後すぐに葬儀社に入れたのは私自身の大きな財産となりました。

独立して1か月たちよく感じるのがお金の使い道以上に時間の使い道が最も重要だという点です。

これからも皆さんが限りある人生を有意義に過ごしてもらうために、わずらわしい法律事務を仕事にしていきたいです。

以上、葬儀会社での経験~3歳の双子のお話~でした。

お読みいただきありがとうございました。

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