皆さんこんにちは！司法書士の関です。
私は令和６年１月より開業してから様々な交流会などに参加しております。
またその一環としてお仕事柄、不動産会社の方や葬儀社の方とお話をすることがあります。
不動産会社様や葬儀社様はその性質上、司法書士にお仕事を紹介することができる立場であるため、司法書士にとっては重要な営業先となるためです。
ここで私は、不動産会社の方や葬儀社の方に、司法書士に対してどのような不満を持つことが多いか聞いてみることがあります。
目的としては、ご紹介いただく不動産会社様、葬儀社様の不満が分かればおのずとご紹介いただきやすい司法書士がわかるのではないか、という思いからです。
私は当初、不動産会社様にとっては融通が利かないことが司法書士への不満だと思っておりました。
また葬儀社様にとってはキックバックがないことが司法書士への不満なのだろうと思っておりました。
しかし、実際に聞いてみるとそうではないことが多かったです。
不動産会社様はお客様に不愛想だったりすることが気になるとおっしゃる方が多く、葬儀社様はお客様の立場に立った物言いになっていないことが不満である、というご意見が多かったです。
これは私としては意外な結論でした。
思い返せば、融通が利かないことも、キックバックがないことも、ご紹介様に向けられた姿勢であろうと思います。
ところがご紹介者様がご紹介する以上は、お客様第一であってほしいというのが本音のようです。
司法書士は登記を業務として取り扱う性質上、BtoBtoCのお仕事になることが多く、司法書士の私としてはご紹介者様の利益になることばかり考えがちでしたが、実際にお話しを聞くとお客様に向かってお仕事することの重大さに気づかされることが多いです。
以上、「不動産会社様、葬儀社様から司法書士に対して何を求めているかについて」でした。
お読みいただきありがとうございました。
