皆さんこんにちは!司法書士の関良太です。
私は大学卒業後、新卒で葬儀社に入社いたしました。
立川にある葬儀社で比較的大きかったこともあり、同年代の方は数名いらっしゃいましたが、進路としてはかなり珍しく少し上の先輩も人数が限られており中年の方がかなり多かった会社でした。
その会社がそういった会社だったというわけではなく、業種としてかなり珍しい業種であったように思います。
ここで私がなぜ新卒で葬儀業界に入ったのか、記事にしようと思います。
私が葬儀業界に入った理由としては、おじいちゃんの存在が大きかったです。
私はそのおじいちゃんに大変可愛がられて育てられました。
散歩して体力をつけさせるためにおじいちゃんの家に泊まった日は、決まって朝一緒に散歩したり、精神を鍛えるためおじいちゃんが師範をしていた剣道の道場に誘ってもらい剣道を教えてもらったりと、今振り返ると私のことを第一に考えてさまざまなことをしてくれました。
その私のおじいちゃんは私が大学生の時に亡くなりました。
病気で入院しておりましたが、若かったためかならず元気になって帰ってくると信じておりましたが残念ながら帰ってくることはありませんでした。
私のおじいちゃんは剣道7段の保持者で休日は近所の小学校で、小学生たちに剣道を教えておりました。
おじいちゃんが亡くなり告別式の日、霊柩車は少し遠回りをして火葬場に向かいました。
そこで私のおじいちゃんが小学生に剣道を教えていた小学校を通る際、驚くことにその教え子たちがずらりと並んで手を合わせてくれて、私のおじいちゃんの死を悼んでくれたのでした。
その時、私は世の中にはこういう仕事もあるのだなと思い葬儀業界に入ることに決めました。
現在は司法書士というお仕事をしておりますが、どこかで人に感動をしてもらいたい、という気持ちでお仕事をしているのは以前と変わっておりません。
以上、「私が新卒で葬儀社に入社した理由について」でした。
お読みいただきありがとうございました。