事務所司法書士杉並第一事務所の代表は新卒で都内の葬儀会社に就職し数多くの葬儀を執行する傍ら葬儀業界のさまざまな事情に精通してまりました。
その経験の中でいくつか信頼できる葬儀社の探し方を見つけましたので記事に致します。
信頼できる葬儀社とは?
目次
があげられます。
信頼できる葬儀会社は、これらの特徴を兼ね備えており、葬儀を信頼して任せることができます。
それにより、故人とその家族に寄り添い、心の支えとなることができます。
信頼できる葬儀会社に依頼することで、故人を大切にし、遺族の心のケアをしっかりと行うことができます。
では、信頼できる葬儀会社の特徴を詳しく見ていきましょう。
①葬儀業界の経験や実績を持っていること
葬儀業界の経験や実績は、信頼できる葬儀会社の重要な要素です。
葬儀業界に長く携わっている会社は、多くの実績と経験を持っています。
これにより、葬儀のプロセスや手順を熟知しているため、スムーズな進行が可能です。
また、葬儀に関する知識やノウハウが豊富であり、様々な要望やニーズにも応えることができます。
また、葬儀業界のトレンドや最新の情報にも対応しており、時代の変化に合わせたサービスを提供することができます。
結局のところ長く会社を続けていられるということはそれだけ信頼に値する仕事を続けていることの証拠になりえます。
会社ができてからどれくらいかは簡単に調べることができます。
会社のHPで確認する方法の他、登記情報をとることもできます。
登記情報提供サービスに会社の所在と商号(会社の名前)を入力することで350円足らずで会社の登記情報を取得することができます。登記情報から設立してからどれくらいか調べることができます。
しかし会社の設立年を調べるためだけに332円をかけるのもいかがかと思いますので簡単な指標を一つご提案致します。
いつから事業をしているかの一つの指標になりえるのが有限会社かどうかという点です。
有限会社は平成18年から新たに作ることができなくなっているので、有限会社とついているだけで10年以上会社を継続していることになります。
これだけで信頼に足ると言われるかと難しいですが、一つの指標にはなりえるのではないでしょうか。
②適切なプランニング力とサービス提供能力があること。
適切なプランニング力とサービス提供能力も、信頼できる葬儀会社の重要な特徴です。
故人や遺族の要望やニーズを的確に把握し、最善のプランを提案することが求められます。
また、実際の葬儀の進行や手続きのサポートも重要な役割です。
信頼できる葬儀会社は、プロのスタッフが迅速かつ丁寧に対応し、遺族をサポートします。
その時に重要になるのが葬儀の相談を受けている人が適切な提案をしているかという点です。
葬儀の執行は変動費用がとにかく多いです。
どれくらい人が集まりそうかによってマイクロバスが必要かどうかや精進落としを何人前用意すれば良いのかなど多くの変動費が発生します。
このブラックボックスにつけこんで不要なはずのオプションを追加してしまったりすると過分な費用が発生してしまいます。
株式会社鎌倉新書が2年に一度行っている「第5回お葬式に関する全国調査(2022)」では、コロナの影響もあり基本料金が67.8万円、飲食費20.1万円、返礼22.8万円となり総額は110.7万円となっております。
ただしコロナの影響も小さくなりつつある現在においてこの平均値がどれほどの指標になりうるかは疑問が多いです。
コロナの影響のなかった時代も加味して考えると200万円前後を推移しているようです。
この値から大きく外れた請求の場合どこに費用が発生しているかきちんと説明があるかという点や、不必要なまでにグレードをあげてこようとする場合は警戒した方が良いと言えます。
逆に極端に安いプランも注意すべきでただ安いだけのお葬式であったり、オプションを追加しようとしてきたりする可能性があります。
最近は事前に葬儀相談を受け付けている葬儀社がほとんどですのでどれくらいの人が集まりそうか、一般的な葬儀の進行にするのか、家族葬にするのかあるいは火葬のみにとどめるのかなどざっくりしたイメージだけ決めておき、葬儀社に事前に概算の見積書を作ってもらうことをおすすめいたします。
③アフターケアが充実していること
アフターケアの充実度も、信頼できる葬儀会社の一つの特徴です。
葬儀が終わった後も、遺族のサポートを続けることが求められます。
信頼できる葬儀会社は、遺族の気持ちを理解し、精神的なサポートを提供します。
また、必要な手続きや手続きのサポートも行います。
アフターケアが充実している葬儀会社は、遺族にとって心強い存在となります。
例えば葬儀のあとはお墓に納骨する、遺産分割協議をまとめる、相続登記をする、相続税を納める、などさまざまな事務が発生しますが、葬儀が終わった後もきちんと相談にのってもらえるかを事前に確認しておくことで葬儀後の負担が大きく変わります。
司法書士杉並第一事務所では、遺産分割協議書の作成、相続登記、税理士のご紹介など葬儀の後の法律事務のお手伝いをすることでお客様が普段の生活に戻るためのサポートをする事ができます。
こうした事務がきちんと行える葬儀社はあまりなく、また業として行うことは各種の法律で規制されています。葬儀後のお手続きにお悩みの方は下記の電話番号かinfo@suginamidaiichi.comまでご連絡ください。
以上が、信頼できる葬儀会社の特徴です。
葬儀は故人と遺族の大切な時間です。
信頼できる葬儀会社を選ぶことで、故人を思いやりながら遺族をサポートしていくことができます。
大切な方を送る最後のお別れを、一人で悩むことなく、信頼できる葬儀会社に任せることができます。
信頼できる葬儀会社を
見極めるポイントは?
ウェブサイトや広告の
信憑性を確認する方法
葬儀会社を選ぶ際には、ウェブサイトや広告の信憑性を確認することも重要です。
信頼できる会社であれば、しっかりと情報を提供しています。ウェブサイトの内容やデザインが信頼性を感じさせるか、広告の内容が明確かどうかをチェックしましょう。
また、ウェブサイトや広告に記載されている情報と実際の会社のサービス内容が一致しているかも確認しましょう。
このようにして、信頼できる葬儀会社を選ぶことが大切です。
特に費用として変動のない祭壇費用などの費用をきちんと載せているかは信頼できる葬儀社の選び方の基本です。
また亡くなった後、ご遺体を安置しますが火葬まで安置するのにも費用が発生します。
一般的には安置するだけで1日1万円程度かかることが多いようです。その他ドライアイスは1日1回交換することが通常ですのでそちらにも費用がかかります。
こうした変動費をきちんとのホームページに載せているかも重要なポイントになります。
ウェブサイトで注意が必要なのが、そのウェブサイトが集客のみを行っているサイトで実際の葬儀の施行は下請けに流しているケースです。
この場合目につきやすい価格で集客を行っている関係で下請けの葬儀の会社はコストを下げて施行せざるを得ず、人生の最期の大事なお葬式に悔いが残る結果になる可能性があります。
実際に相談に行ってみる
信頼できる葬儀会社を見極めるためには、実際に相談に行ってみることが重要です。
面談時には、会社の担当者とのコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことができます。
相談に対する丁寧な対応や誠実な姿勢を感じられるかどうかを確認しましょう。
また、相談時には葬儀会社のサービス内容や費用などについて詳しく聞くことも重要です。実際に相談に行ってみることで、信頼できる葬儀会社を見極める手助けになります。
葬儀会社の比較検討をする
複数の葬儀会社を比較検討することも重要です。
葬儀会社の選択肢を広げることで、より信頼できる会社を見つけることができます。
比較する際には、サービス内容や費用、対応力などをチェックしましょう。
また、他の方の体験談や口コミも参考にすることで、より客観的に葬儀会社を判断することができます。葬儀会社の比較検討を通じて、信頼できる会社を見極めましょう。
そのためには亡くなってから慌てて探すのではなく、ご自身で事前にお子さんなどと話し合ったり、お子さんの方からエンディングについてコミュニケーションをとっておくことが最も重要です。
司法書士杉並第一事務所では遺言書作成や死後事務委任契約を通じてエンディングのサポートをする事ができます。
葬儀社選びに迷っている、遺言書の書き方が分からない、葬儀の後何をすれば良いか分からない等のご相談がありましたら下記の電話番号か専用の問い合わせフォームまでご連絡ください。
以上が、葬儀会社を信頼することの意味と、それを実現するための要素です。
遺族が信頼できる葬儀会社を選ぶことで、故人への感謝とお別れの気持ちを心豊かに伝えることができます。