皆さんこんにちは!司法書士の関良太です。
私は令和6年1月より開業いたしまして、独立してからは営業・実務・事務管理など事務所経営に必要なことを行っている状態です。
ここで最近ひしひしと感じていることは、勤務時代の事務所の代表ってすごい人たちだったのだなあということです。
私は3つの司法書士事務所に勤務経験があります。
1つめの事務所の代表は、とにかく営業力のある人でした。
毎週水曜日はかならずゴルフにでかけて、不動産会社の社長と仲良くなることが得意な方でした。
私もこの方の営業力の数パーセントでもあれば、仕事をバンバン受任できるのになあと感じることがしばしばあります。
2つめの事務所の代表はとにかく勘の鋭い先生でした。
人の感情を理解する勘の鋭さや、実務で危険になりそうなポイントを察知するのか上手な先生でした。
言葉の表現から、人の背景を察知するのが得意な方でしたので、飛び込み営業なども得意な先生でしたし、人に対する気遣いを丁寧にされる先生で一番働きやすい事務所でした。
ほんの短い間働いた私でさえそう感じたのですから、人事管理がほんとうに行き届いた事務所であったと思います。
3つめの事務所ですが、代表が2人おります。
どちらの代表も実務畑でバリバリやってこられた先生で、どちらも実務能力と経験が突出しています。
代表の一人は大きな事務所の代表でありながら、誰よりもチェックが正確で早い先生でした。それでいて経営に力を入れている先生でした。
もう一人は営業が得意な先生で、お仕事の依頼は事務所というよりは、その先生に集まってきているような状態でした。人と仲良くなるのが得意な先生でした。
今になってようやく気付きましたが、勤務の時はこういった事務所の代表の大きな傘の下で働かせてもらっていたのだなと最近つくづく思います。
実務で分からないことがあれば、快く教えてくれたり、そもそも仕事をとってきてもらったり、働きやすい環境を整えてもらったりなどです。
これも独立したかたこそ分かったことなのかもしれません。
今の私にできることは過去勤めた事務所の代表のいいところを吸収して、営業・実務・事務管理をすこしずつ良くしていくことだろうと思います。
以上、「独立後に今まで勤めていた事務所の代表の凄さが分かる件」でした。
お読みいただきありがとうございまいした。