司法書士独立開業にあたって開業資金はいくら必要か?

皆さんこんにちは!司法書士の関良太です。

私は令和6年1月より開業いたしまして、早いもので半年を迎えようとしております。

ここで今までの経験を振り返り、司法書士として独立開業するにあたり、いくらくらい用意すれば良いかという点について記事にします。

結論としては運転資金としては300万円程度ほしいというのが所感です。

もちろん多ければ多いほど良く、500万円、1000万円くらいまで貯める方もいるようです。

私の場合は200万円用意し、40万円ほどはすぐ使ってしまったので実質的な運転資金は160万円程度になります。

今のところは開業資金を減らさずにここまでこられてはおりますが、今後の半年で全く売り上げがない状態の可能性も見越しておく必要があります。

特に開業当初は効率的にお仕事を受任する仕組みが作れておらず、効果的な営業方法も確立できていないパターンが多いため、しばらくの間は売り上げゼロを覚悟しておく必要があります。

また営業をかける場合であっても、すぐに効果がでることは非常に稀でどんなに早くても2か月程度たってから効果が出始めることが通常です。

1年目は赤字で2年目からだんだんと利益が残る体制になることを考えると、1年間はなにもしなくでも活動できるだけの余剰資金は必要になりそうです。

この余剰資金はどういった営業方法を検討しているかにも関わってきますが、広告費や接待交際費などを見るとやはり300万円はほしいところです。

事務所家賃が8万、広告費に7万円・交際費に3万、残る7万円で日々の生活費を支弁すると月25万円。

月25万円かける12か月で300万円の計算となります。

個人事業主の場合、サラリーマンと比較して圧倒的に有利な面が余剰時間になります。

この余剰時間の1年間で、売り上げがたつ仕組みを作る必要があります。

こうして1年目は若干の赤字、2年目はその仕組みから黒字にもっていくイメージです。

今回のシミュレーションは、現在私が行っている方法とは異なりますが、もし過去に戻って自分にアドバイスできるなら300万円まで貯めることをおすすめしたいです。

以上、「司法書士独立開業にあたって開業資金はいくら必要か?」でした。

お読みいただきありがとうございました。

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