皆さんこんにちは!司法書士の関良太です。
私は新卒で都内の不動産会社におりまして、葬儀の執行などの業務にあたってまいりました。
その中で印象的だったことについて記事にします。
葬儀の執行にともなって、ご遺体を納棺するお棺はその葬儀社の方でそろえることとなっておりました。
全国区としてそうなっているのかは定かではないのですが、たいてい式が入ったことを見越してお棺は倉庫に残っていることが通常です。
ある日倉庫での作業中、普段はいかない2階に行った際大量のお棺がところせましと並んでおりました。
不思議に思い、なぜこんなにも大量のお棺があるのか先輩に確認してみたところ、どうやらこれらのお棺の在庫は万が一大規模災害が起こった際に備えて残しておいてあるもののようでした。
翻って司法書士の場合、相続案件でお客さんが真っ先にご不安になるのが、相続税がいくらになりそうか、という点だろうと思われます。
司法書士として大規模災害に備えるなどはそうあることはないものの、お客さんと面談する際、最低限相続税の関係で考慮しなければならない、基礎控除の問題や小規模宅地の特例、配偶者控除、などなどよくある税金関係の概要についてはきちんと押さえておく必要がありそうです。
単に登記が問題なく登記が通るだけですと、お客さんに提供する付加価値はさして多くはありませんので、今後はこのあたりの勉強も並行して行ってまいります。
以上、「相続案件受任にあたって求められること」でした。
お読みいただきありがとうございました。